肩まわりの動作パフォーマンスを発揮する為には?特別な道具がなくても出来る方法をご紹介。

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「スポーツに欠かせない、パフォーマンスをしっかり発揮する為の肩まわりの動きのポテンシャルを引き出す方法」のブログ記事が意外とご好評でして、色々とご意見、ご感想を頂きました。

ありがとうございます!

肩(肩甲骨)まわりの動きをしっかりと出すことは、肩コリ、背中の張り、痛みの改善、スポーツのパフォーマンスをしっかりと発揮するためには重要です。

今回は更に突き詰めて、スポーツでケガのリスクを減らし安全にパフォーマンスに繋げて活躍する為の肩(肩甲骨)まわりから上肢(腕~手)までのパフォーマンスを発揮するための方法を書いていきたいと思います。

一般の肩コリや肩まわりの痛みの改善などにも効果を発揮しますので有効ですので、ぜひ参考にして下さい。

◎肩まわりのパフォーマンスを発揮する方法

では、特殊な道具を使うまでもなく、肩まわりのパフォーマンスを発揮する方法を説明していきます。

あくまでも個人差がありますので、ご理解下さい。

先ずご用意頂くのは、フェイスタオルまたはスポーツタオル1枚。

厳密に大きさの指定はないのですが、それなりに大きめなタオルが良いです。

ハンカチは小さすぎるのでダメです。

①タオルを広げてから片手でクシャクシャに丸めながら手の中におさめていきます。


※犬は好感度UPが狙いですw

片手Onlyでクシャクシャに丸めて手の中に収めることが重要なポイントです。

「何で?」って、不思議に思うでしょう??

実際にやってみると分かるとは思うのですが、片手でタオルを丸めていく動作は、「つまみ動作」よりも先ずは「握り動作」が主導として行わないとやりにくいのです。

「握り動作」「つまみ動作」の詳細は過去にブログに書きましたのでご参考にして下さい。

「自身のランニングパフォーマンスを最大限引き出す為の手の握りの作り方について説明します!」参照

またタオルを広げた状態から手の中に丸め込むと、手首が背屈主導(反らす:長・短側手根伸筋が活動が正常)になります。

手首の背屈と手の握り動作が主導になると、手根の骨は骨(とうこつ)と尺骨(しゃくこつ)の両方に結合して効率よく力を伝達できます。

そうすることで、上腕(肘~肩まで)の関節と筋が正常に効率よく力が伝わり働きやすい状態になります。

②①で作った掴みのまま腕を回旋させる

①で作った手の握りの状態で、上肢(肩関節~手)を【内回し⇔外回し】を行います。

回旋する時に意識するのは、親指と人差し指の間の付け根を中心として回旋させます。

これは肩まわりについている筋を働かせて、腰から背中・肩を通って腕まで伸びる大きな広背筋の働きを利かすためには必須です。

余談ですが、広背筋はスポーツや日常生活におけるカラダを捻って力を発揮するために重要な筋肉です。

最初は手と前腕(手首~肘)、上腕(肘~肩)がバラバラに動くと思われます。

なぜなら、人は力み過ぎる、意識し過ぎるとカラダの動きが屈曲優位になるからです!

「屈曲優位?」と思われるかもしれませんが、要はカラダを主に折り畳んで縮めるように曲げる方向に動かし過ぎるようになるということです。

屈曲優位になるということは、カラダが緊張して力みやすく動きがバラバラになってしまうということです。

手、前腕、上腕の動きがバラバラ度合いが大きければ大きいほど、力みが大きく自分の持っている本来の力を発揮出来てないことになります。

10往復を目安に行っていくと、手と前腕(手首~肘)、上腕(肘~肩)がバラバラな状態から滑らかな動きになっていきます。

③①で作った掴みのまま腕を水平に曲げ伸ばしさせる

①で作った手の握りの状態で、上肢(肩関節~手)を内外に曲げ伸ばしを行います。

これは胸のストレッチと肩甲骨の内外、前後の筋肉のバランスを取るのに有効です。

最初は、内外への曲げ伸ばしが「窮屈かも?」と感じるかもしれません。

動きが窮屈の場合、肩甲骨の安定がとれずブレブレな状態です。

肩甲骨の安定がとれずブレブレな状態ということは、胸郭(肋骨まわり)が硬くなることにも繋がり、腹圧も入りにくく骨盤の安定力も低下しているということになります。

動きが窮屈なほど、肩甲骨の内外、前後の筋肉の引っ張り合いのバランスが悪く、胸郭が固まって可動性が少ないということになります。

10往復を目安に徐々に振り幅を大きくなるようにしていくことで、肩甲骨まわりの筋バランスが良くなり胸郭から上肢にかけての動きがダイナミックになります。

少しずつ動きがダイナミックになってくると肩甲骨の内側と中にストレッチ感というか、筋肉の使用感が出てきます。

④①で作った掴みのまま腕を上下(前後)に曲げ伸ばしさせる

①で作った手の握りの状態で、上肢(肩関節~手)を上下(前後)に曲げ伸ばしを行います。

これは小胸筋のストレッチと肩甲骨の上下、前後の筋肉のバランスを取るのに有効です。

これも③と同様に最初は、内外への曲げ伸ばしが「窮屈かも?」と感じるかもしれません。

動きに窮屈さを感じた場合、肩甲骨の安定がとれずブレブレな状態です。

それと、小胸筋の硬さは腕の動きを固めてしまいます。

そうなると、肩関節まわりの痛み等の発生に繋がってしまいます。

野球でいうと、肩関節のインピンジメント(衝突)や肩下がりからの野球肘などの障害が起こりやすくなります。

③と同様に、肩甲骨の安定がとれずブレブレな状態ということは、胸郭(肋骨まわり)が硬くなることにも繋がり、腹圧も入りにくく骨盤の安定力も低下しまい、動きが窮屈なほど、筋肉の引っ張り合いのバランスが悪く胸郭の可動性が少ないということになります。

10往復を目安に徐々に振り幅を大きくなるようにしていくことで、肩甲骨まわりの筋バランスが良くなり胸郭から上肢にかけての動きがダイナミックになります。

少しずつ動きがダイナミックになってくると肩甲骨の上下側と中にストレッチ感というか、筋肉の使用感が出てきます。

◎肩まわり動きを良くして勝ち組に!

以上、スポーツでケガのリスクを減らし安全にパフォーマンスに繋げて活躍する為の肩(肩甲骨)まわりから上肢(腕~手)までのパフォーマンスを発揮するための方法を書きました。

これは、一般の肩コリや肩まわりの痛みの改善などにも効果を発揮します。

肩(肩甲骨)まわりのパフォーマンスを十分に発揮されている方はどれくらいいるでしょう?

私は、日本のトップ選手から一般愛好家まで数多くのスポーツを行っている人に携わってきてますが、肩まわりのパフォーマンスを十分に発揮されている方はそう多くはいません。

どちらかというと、圧倒的少数派です。

肩(肩甲骨)まわりのパフォーマンス発揮をしっかり出せれば、スポーツで活躍できるようになりますし、ケガのリスクを少なくすることにも繋がります。

また、肩(肩甲骨)まわりや胸郭(肋骨まわり)の動きをストレスなくダイナミックに動かせるようになることは、腹圧のコントロール、骨盤の安定性と可動性の獲得、それに伴う下肢(骨盤~足)のダイナミックな動きの獲得にも繋がります。

それだけ肩(肩甲骨)まわりの動きのパフォーマンス発揮は、色んなスポーツにおいて非常に重要ということなのです。

今一度、自身の肩(肩甲骨)まわりの動きを確認して、ケガなく安心してパフォーマンスを十分に発揮できるようにしてみてはいかがでしょうか?

少しでもお役に立てれれば幸いです。

参考になりましたか?

ご不明点ありましたら、お問い合わせフォームやLINE@からいつでも気軽に質問して下さいね。

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スポーツに欠かせない、パフォーマンスをしっかり発揮する為の肩まわりの動きのポテンシャルを引き出す方法

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6月に突入して暖かい…というよりは暑くなってきました。

こうなると屋外スポーツも真っ盛りな時期に突入です。

当治療院でも、陸上競技や市民ランナーの方、球技スポーツ(野球、サッカー、テニス、バスケットボール、バレーボールなどなど…)の選手や水泳選手など様々なスポーツを行っている方にご来院頂いております。

ほぼ全部のスポーツといって良いほど、肩(肩甲骨)まわりを動かされるのではないでしょうか?

ほぼ全部のスポーツといって良いほど肩(肩甲骨)まわりをしっかりと動かせることは、スポーツで活躍することに繋がります。

逆に、肩(肩甲骨)まわりをうまく動かせない場合は、ケガのリスクが高まってしまいます。

それだけ肩(肩甲骨)まわりの動きのパフォーマンス発揮はケガのリスクを低くするためにも、スポーツで活躍していくためにも大切です。

今回は、スポーツでケガのリスクを減らし安全にパフォーマンスに繋げて活躍する為の肩(肩甲骨)まわりのポテンシャルを引き出す方法を書いていきたいと思います。

◎押えておきたい3つのポイント

肩甲骨の動きが良い悪い

…どういうことでしょうか?

よく使われる・聞かれる言葉ですが、意外とザックリとしていてアバウトですよね。

以前、当ブログに書きましたが、肩(肩甲骨)まわりって意外と動きがあります。

「それって五十肩!?それとも…!?肩の痛み、違和感のスッキリ改善を動きの観点から!」参照

肩(肩甲骨)まわりの動きのパフォーマンスをしっかりと発揮していくためには、以下の3つのポイントを押さえておくことが大切です。

★肩甲骨の見た目の安定性
★胸郭の動きやすさ
★肩関節の動きやすさ

馴染みがありそうでなさそうな言葉が並んでますが、一つずつ紐解いていきます。

「肩甲骨の見た目の安定性」とは、第三者や動画などで肩甲骨を見た時、肩甲骨自体が動いてないように見える(一箇所に留まっているように見える)状態のことを指します。

先ほど、「肩(肩甲骨)まわりはかなり動く!」って言ったのは嘘!?…ではなく、あくまで見た目上動かないということがポイントです。

逆にいえば、その他の動き(胸郭・上肢)に対応して一箇所に留まります。

肩甲骨は「見た目上動かない」ですが、回転(縦・横)は見た目上“でも”行っているように見えます。

肋骨、胸骨、背骨を併せた部分が「胸郭」です。

端的に、胸郭は肋骨まわりのことです。

12個の胸椎(背骨)と1個の胸骨(胸の真ん中の骨)と12対の肋骨(小計24個)の合計37個の骨で組み立てられてます。

「胸郭の動きやすさ」とは、胸郭が四肢(腕・脚)を動かしてカラダを曲げたり反らしたり、回したりする時にカタチを変えて対応する状態のことを指します。

あくまで、四肢(腕・脚)を動かしてカラダを曲げたり反らしたり、回したりする時にカタチを変えて対応するのであって、胸郭自体のポジションは動きません←ここポイント!

肩甲骨と腕の骨(上腕骨)の関節が肩関節です。

「肩関節の動きやすさ」とは、腕を円滑に動かせる状態のことを指します。

意外と誤解の多い部分ですが、肩を動かすというのは、「肩で風をきる」みたいに肩をぶん回すような動きではありません。

あくまで腕の動きが円滑になることで、肩関節のポジション的には動きがありません。

◎肩周りの動きのポテンシャルの引き出し方

では、当治療院でも行っている肩(肩甲骨)まわりのパフォーマンスを引き出す方法について説明していきます。

あくまでも個人差がありますので、ご理解下さい。

ご用意して頂くのは、少し大きめなタオルかボールなど手で握れないけど掴める程度の大きさのものです。

※当治療院では、小さいバランスボール(ソフト)を使ってます

手で握れないけど掴める程度の大きさのものを持って行うことで、手首の背屈主導(反らす:長・短側手根伸筋が活動)になり、手根の骨は骨(とうこつ)と尺骨(しゃくこつ)の両方に結合して効率よく力を伝達できます。

そうすることで、上腕(肘~肩まで)の筋が正常に働きやすい状態になります。

先ず最初によく体育の授業などで行う“肩を伸ばす”ストレッチの体勢を取れるかどうか?を確認しましょう!

とりあえず笑顔でw

この体勢を取った際に、肩に痛みが出る場合は、医療機関等で痛みを改善されることをオススメします。

「オーバーヘッドスポーツの肩の痛みに多いインピンジメント症候群を予防・改善する方法」などブログ多数参照

①ボール(ソフト)を持って腕をカラダの前でクロスさせます。
この時持ち手(首)は多少反らします

この体勢を取る際に持ち手側の腕は地面と平行にしましょう。

ボールの持ち手側の腕を地面と平行にする動作は機能的に…、

・胸の横と前についている大胸筋、小胸筋のストレッチ
・背骨と肋骨を繋ぐ上後鋸筋、下後鋸筋の収縮を促しやすい
・呼吸と胸郭の動きのメインとなる横隔膜が働きやすくなる

といった動作があり、胸郭を拡げやすく動かしやすい状態にします。

また小胸筋をストレッチすることで刺激を与え、肩関節の動きを円滑にする一助を担います。
(肩甲骨内側の肩甲挙筋、大・小菱形筋とバランスが取れるため)

更にボールを持つことで、腕が力み過ぎず上腕二頭筋(力こぶ)の働きを出せるポジションで脇を締める動作が入ります。

これは、肩甲骨を安定させるための前鋸筋が働きやすい状態になります。

そして、ボール(ソフト)を持ったまま腕をクロスさせることで、前鋸筋の上部繊維と下部繊維共に適切に活動します。

「無理なく楽に進めるようになる、ランニングパフォーマンスを引き出す腕振りの脇の締め方!」参照

前鋸筋の上部繊維、下部繊維を活動させることで無駄な肩甲骨の挙動を抑え込めます。

また、前鋸筋と背中の大きな筋肉である僧帽筋はお互いに釣り合いを取ってますので、前鋸筋を働きやすくすることは、僧帽筋の筋機能の発揮を促進します。

②持ち手側の腕を地面と平行なまま内外に回す

ボールの持ち手側の腕を【親指方向(外回旋)】⇔【小指方向(内回旋)】を交互に少しずつ大きくなるように回していきます。

ボールの持ち手側の腕を地面と平行をキープしましょう。

【親指方向(外回旋)】【小指方向(内回旋)】を交互に行う事は、

・肩板:ローテーターカフ(棘下筋、棘上筋、肩甲下筋、小円筋)と三角筋がバランスよく働くことで、肩甲骨の動的安定性が向上に貢献する!

・肩甲骨の下につく大円筋の働きを正常化することで広背筋が働きやすくなり、肩甲骨まわりの動きを力強くダイナミックに行うことができるようになる!

といった動作の作用があり、肩甲骨まわりの動きの円滑さと出力を大きく発揮しやすい状態にします。

この【親指方向(外回旋)】⇔【小指方向(内回旋)】を交互に8~10往復少しずつ大きくなるように行っていくことが目安です。

◎無駄なく大きく力強く動かせます!

以上簡単にですが、当治療院でも行っているスポーツでケガのリスクを減らし安全にパフォーマンスに繋げて活躍する為の肩(肩甲骨)まわりの動きのポテンシャルを引き出す方法を書きました。

ほぼ全部のスポーツといって良いほど、肩(肩甲骨)まわりを動かすことは重要視されてます。

肩(肩甲骨)まわりをしっかりと動かせれるようになることは、スポーツで活躍できる伸びシロでもありますし、ケガのリスクを少なくすることにも繋がります。

それだけに肩(肩甲骨)まわりの動きのパフォーマンス発揮は、色んなスポーツにおいて非常に重要です。

実際に肩(肩甲骨)まわりの動きのパフォーマンスを発揮出来ると、ビックリするくらいにカラダの動きが良くなります。

今一度、自身の肩(肩甲骨)まわりの動きを確認して、ケガなく安心してパフォーマンスを十分に発揮できるようにしてみてはいかがでしょうか?

少しでもお役に立てれれば幸いです。

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オーバーヘッドスポーツの肩の痛みに多いインピンジメント症候群を予防・改善する方法

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当治療院にご来院下さるスポーツ選手では、陸上競技や市民ランナーの割合が多い方です。

屋外スポーツがシーズンインになる最近では、他に球技スポーツ(野球、サッカー、テニス、バスケットボール、バレーボールなどなど…)の選手や水泳選手も同じような割合でご来院下さってます。

殆どの球技スポーツや水泳では、オーバーヘッド(腕を頭より上にあげる)動作を伴うことが多いです。

オーバーヘッド動作があるスポーツ障害で多いものが、インピンジメント症候群といっていつの間にか肩まわりに痛みが出てしまうというものです。

当治療院でも競技種目関わらず、インピンジメント症候群で痛みが出てしまい、ご来院される方が多いです。

当院では結構早め(大概1、2回)に改善はされます。

でも、できるなら防ぎたいものですよね。

インピンジメント症候群は防ぐことが出来る障害です。

今回は、インピンジメント症候群を予防・改善する為に大切な肩の挙げ方について書いていきたいと思います。

◎インピンジメントシンドローム

インピンジメント症候群は肩障害の中でも発症率が高い障害の1つとされています。

※肩以外にもインピンジはありますが、今回は省略

いわゆる肩の使い過ぎというヤツです。

肩を挙げて動かす時に、肩関節の中の組織(腱板や滑液包など)が“衝突する”“挟まる”ことで痛みを起こして、動かすことが出来なくなったり、庇う動作が出る症状のことを指します。

一般的に野球肩とも呼ばれたりします。

他には、テニス、バレーボール、水泳などでのオーバーヘッド動作や腕を日常的にあげる職業の方に多く見受けられます。

◎インピンジメント症候群を疑う!?

インピンジ症候群の予備軍を見破る為に出来る動作があります。

それは、腕を前から挙げるということです。

とある研究では、インピンジメント症候群の徴候がある時に「肩関節の屈曲で烏口突起が痛む」ということが分かっています。※違和感でも可

肩関節の屈曲は、腕を前から真上に挙げる動作のことです。

烏口突起は、腕の前側の付け根付近の凸部分です。

なぜなら、インピンジ症候群になりかけの時は、肩甲骨が外転+前傾しているからです。

この状態の時に肩関節を屈曲すると、烏口突起に腱や関節包が引っかかりやすく痛みが出ます。

ですので、これらの徴候が出ている時は、練習間隔を空けるか、負荷を落としながら、肩まわりのケア、メンテナンスを入念に行うことが必要になります。

◎インピンジになる前の状態

肩甲骨が外転+前傾している状態は、小胸筋&上腕二頭筋短頭&烏口腕筋の拘縮が起こっています。

分かりやすく言うと、三角巾で吊るされているような感じに常になっている状態です。

単純にこういった力の働きが自然に起きているということです。

また、この状態の時は前鋸筋のEMG(活動電位)が低下しているという研究があります。

前鋸筋の働きが低下するということは、フォースカップリング(引っ張り合い)している菱形筋との関係が崩れます。

そうなると肩甲骨が正しく動いてくれなくなります。

そして、肩まわりの筋のダイナミックスタビライザー(動的安定性)が低下して、オーバーヘッド動作が不安定になって、肩まわりにかなり負担がかかります。

◎フォームの問題

オーバーヘッド動作を行う競技で左右均等に挙げるプレーはバレーボールのブロックとトス動作くらいです(他にもあるかもですがw)。

他の野球のピッチング動作やバドミントンやテニス、バレーボールのスパイク動作、水泳のキャッチ動作などのオーバーヘッド動作では、片側からツイスト動作が入ります。

この時、トランク(胴体)の側屈角度がカラダの軸に対して開いてオーバーヘッド動作を行われると、肩関節や肘関節にかかるプレッシャー(圧縮)が著しく上がってしまいます。

また、トランク(胴体)の側屈角度がカラダの軸に対して開いた状態でのオーバーヘッド動作における肩関節外旋の時(振りかぶるような動き)に、棘下筋、小円筋、三角筋後部の肩の後側の筋出力が大きく必要になってきます。

そして、肩の可動域が低下し、肩甲骨まわりにかかる負担も大きくなります。

※腰への影響力もかなりありますが、今回は言及しません

◎インピンジメント症候群の予防・改善

インピンジメント症候群を予防・改善するために必要なポイントは、

・小胸筋と棘下筋、小円筋、三角筋後部などの肩の後側の筋のストレッチ
・内腹斜筋と外腹斜筋のちゃんとした使い方を覚える
・肩まわりの筋のダイナミックスタビライザー(動的安定性)を出す

の3つが挙げられます。

先ず、棘下筋、小円筋、三角筋後部などの肩の後側の筋は、オーバーヘッド動作をする際に必要な肩の外旋筋になります。

この部分が固まっている肩関節の動作が不安定になり、肩への負担が大きくなります。

また、小胸筋(カラダの前)が固まると、先出した肩甲骨が外転+前傾しやすくなるので、併せてストレッチ等で柔軟性を上げることが大切です。

内腹斜筋と外腹斜筋がしっかりと機能させることで、オーバーヘッド動作でのトランク(胴体)の側屈角度がカラダの軸に対して開くのを抑えます。

肩まわりの筋のダイナミックスタビライザー機能を発揮させることは、肩関節の安定させることが出来、負担を軽減させることに繋がります。

これらのポイントが押さえられている時は、オーバーヘッド動作を行う時でも左右のASIS(骨盤の上前腸骨棘)を結んだラインと両肩を結んだラインが平行になります。

これはオーバーヘッド動作を安全にパフォーマンスを発揮していく為には必要になります。

◎安全にパフォーマンスに繋げる

以上、インピンジメント症候群を予防・改善する為に大切な肩まわりの使い方について書きました。

スポーツをされている方で、野球に限らずインピンジメント症候群で痛みや違和感が出たり、庇って他の部分に影響を受けている方は意外と多いです。

インピンジメント症候群で痛みや違和感が出てしまった時は、どうしても一時的に負荷を落として痛みが抜けてから復帰するといったカタチを取る選手が少なくありません。

ですが、それだけだと肩まわりの機能が十分に発揮されなくなってしまいます。

しっかりと肩まわりを機能させれる環境を作ってあげることは、スポーツを長く安全に行っていくためには大切なことです。

先ずは、インピンジメント症候群の徴候がないか?確かめてみましょう!

そして、肩関節まわりの環境を整えてあげましょう!

そうすることで、安全に効率よくパフォーマンスが発揮できるようになりますよ!

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ランニング動作はシンプルに考えた方が、ケガが少なくなってパフォーマンスが上がります!

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当治療院LINE@のクーポンの一つとして「動作分析」があります。

そのクーポンを利用して動作分析を受ける人の中でも水泳、陸上競技、マラソン動作が多数を占めます。

最近では、マラソンや陸上競技などに限らずですが、Webでも書籍などでも細かい技術系の記事をよく見受けられます。

その情報が溢れているせいなのか?かなり色んなことを頭で考えながら試行錯誤しながら走ってらっしゃる方が多いですね。

動作分析をしながら「○○はどのような感じで走ってますか?」みたいな質問を繰り返しながら主観と客観をすり合せていくのですが、結構複雑に考えながら走ってらっしゃる方が少なくありません。

そういう方は無駄な動作が多くなって逆に足かせになってしまってます。

そういう方には、「走技術は比較的単純ですよ」といつも説明しています。

なぜなら、マラソンや陸上競技の走る種目は進行方向に対してのシンプルなものだからです。

今回は、マラソンや陸上競技などの走技術は単純に考えた方が良いことを書いていきたいと思います。

◎陸上競技、マラソンの走動作の特徴

陸上競技やマラソンの走動作は他のスポーツ競技の「走る」動きと比べて違うポイントがあります。

それは、

・ノンコンタクトスポーツ
・一方向性

の2つです。

要は外部からの干渉(衝突)がなく、急激な方向転換がないということになります。

逆に言えば、他のスポーツに比べて急な方向転換の心配をしなくてすむということになります。

「陸上競技者、市民ランナー向けケガなく成績に繋がるカラダ作りセミナー・セッションをご紹介!」参照

◎3運動平面を考える

陸上競技やマラソンに限らず、動作は矢状面、水平面、前額面の3運動平面上の組み合わせで成り立ってます。

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矢状面はカラダの真ん中を左右に分ける運動面です。

水平面はカラダを上下に分ける運動面です。

前額面はカラダを前後に分ける運動面です。

陸上競技やマラソンはシンプルに考えて前の一方向に進む競技です。

要はこれらの3平面で前方向の力が少しでも大きい方が、前に進む力が大きいということになります。

ですので、

・矢状面を出来るだけ重心を通過して真っ直ぐに保てるか?
・水平面を出来るだけ前下がりにキープ出来るか?
・前額面を傾けずに真っ直ぐにキープできるか?

の3つをより高いレベルで行えれば、前方向への力が大きくなり、他方向(左右、上下)の力が小さくなります。

もちろんこれらの3運動平面が重心位置を通過します。

これらの条件が満たされるほど走動作の効率性が良くなりパフォーマンスに繋がります。

また、ケガの防止にも繋がります。

一つ一つの関節の動きだったりを細かく考えるよりも前にどれだけ推進力を得られるか?結構シンプルですよね。

ですが、変に複雑にしてしまってマイナス方向の力を生み出してしまっている方が結構多いですね。

◎頭で考えすぎない

先出でも書きましたが、色んな情報が溢れているせいなのか?かなり色んなことを頭で考えながら試行錯誤しながら走ってらっしゃる方が非常に多いです。

走動作を意識することは大事なのですが、色々と考え過ぎてしまうことは、動作が一瞬止まってしまうからです。

ランニング動作で唯一コンタクトする部分は足になります。

先ほどの走動作において3運動平面の乱れがあると、Proprioception Control(固有受容感覚)が働いて出来るだけ乱れないように立て直しにかかります。

3運動平面の乱れを直すのは、足・足首のProprioception Control(固有受容感覚)、三半規管、視覚の3つからの情報伝達です。

情報伝達の割合としては足・足首のProprioception Control(固有受容感覚)が70%、三半規管が20~25%、視覚が5~10%です。

つまり本来は足・足首のProprioception Control(固有受容感覚)でほぼほぼ立て直しが終わっていなければなりません。

また情報伝達の立ち上がりは足・足首のProprioception Control(固有受容感覚)→三半規管→視覚の順で立ち上がります。

視覚が一番最後なのです。

ですが、どうしても視覚情報に頼りがちな競技者が多いことも事実です。

これらの三半規管、視覚だけで脳神経の6/12を占領することになってしまいます。

脳は単純なもので、複雑なことは出来るのですが、作業性はシンプルなゆえ、そこからマルチで色々と考えを巡らせてしまうと対応する為に時間を要します。

そのタイムラグで動きが一瞬止まってしまいます。

その一瞬は1回だと小さなものですが、回数を重ねると動きのタイミングがズレて違うものになってしまいます。

ですので、意識して考えるのはなるべく少ないほうが良いのです。

◎シンプルに一つのことを

以上、マラソンや陸上競技などの走技術は単純に考えた方が良いことを書きました。

陸上競技やマラソンの走動作は他のスポーツ競技の「走る」動きと違います。

前方向に進むことに集中できるということは大きな特徴です。

そのために、カラダがどういう状態であれば良いのかを整理する必要があります。

とりわけ複雑に分離して考える必要はありません。

また、頭で色々と考え過ぎることは、動きの妨げになります。

一瞬一瞬の動きの妨げは一つは小さなものでも積もり積もればパフォーマンス低下のみならずケガを起こりやすくしてしまいます。

「シンプルなことほど難しい」という言葉がありますが、シンプルなことを複雑にしてしまうのではなく、色んなことを前に進むように集約するということが大切です。

先ずは走動作をシンプルに捉えて考えることを1つないし2つに整理してください。

そうすることで、より充実したパフォーマンスを発揮できるようになりますよ!

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スポーツに強くなる基本姿勢を強固に定着させたいのなら低い姿勢のトレーニングがオススメ!

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仕事柄、色んな種目のスポーツ選手に携わる機会が多いです。

スポーツ競技ごとに特徴があるのですが、どの種目にも言えることがあります。

構えなどのカラダの基本的なポジショニングが大事だということです。

その基本ポジションを強固にする為のトレーニングを行う時により重要となることがあります。

それは、どれだけ低い姿勢を維持しながらトレーニングできるかということです。

なぜなら、低い姿勢ほど地面からの反発力を利用でき、出来るだけ多くの関節を使うからです。

今回は、基本のフォームを強固に定着させたいのなら腰の低いトレーニングをしよう!ということを書いていきたいと思います。

◎基本姿勢はなぜ大事?

走る、泳ぐ、投げる、打つ、衝突する、…どのスポーツにも基本的なポジショニングはあります。

競技特有の基本となるポジションがしっかりと出来ていなければ、動き出しや反応が遅くなります。

また、力を発揮する上でも後手後手になってしまいます。

スポーツにおいてカラダのポジショニングの安定、不安定は競技パフォーマンスにかなり影響を与えます。

常に基本姿勢を基準としてプレーできれば問題ないのかもしれませんが、相手がいたり、心理状態、コンディション等でそれが難しい場合があります。

つまり、基本姿勢を強固に定着できれば競技を行う上でアドバンテージになります。

◎基本姿勢の特徴

基本姿勢は各スポーツ、各プレースタイルで違ってきます。

基本姿勢の特徴として、

・その競技特性における反応がしやすい状態
・力が発揮しやすい状態
・動作ストレスが少ない状態

の3つがあります。

要は、無駄なくプレー出来るカラダの状態であるといえます。

◎低い姿勢でのトレーニング

低い姿勢は、頭の位置だけが低いということではなく、カラダをコンパクトに折り畳んだような状態のことを指します。

要は自分のカラダをより安定させた状態になります。

安定出来れば安心してカラダを動かせるようになります。

カラダの低い姿勢でキープしながらトレーニングを行うことは、

・地面への支持基底面が広く取ることが出来る
・大小の多くの筋肉を動員しなければならなくなる
・インナーユニットがしっかりと働いていなければならない
・カラダの多くの関節の可動をしっかりと行わなければならない
・筋力が必要となる

の5つの要素が絡んできます。

この5つの要素は基本姿勢を維持する為に必要なことが十分に含まれてます。

支持基底面は、両足の足先と踵を結んだ四角形の面積です。

ただ広く取るということではなくて、足底が地面に密着している範囲で、どれだけ広く取れるか?ということになります。

支持基底面が広く取れるほど上体が安定して無駄な力みがなくなります。

また多くの関節をしっかりと動かすということは、より多くの筋肉を動員することになります。

インナーユニット(腹横筋、横隔膜、多裂筋、骨盤底筋群)がしっかりと働いてないと、頭だけが下がってそれ以外の部位は高いままです。

それではカラダの安定力は落ちます。

そしてより多くの筋肉動員できるということになります。

◎無駄なく競技力に繋げる為に

以上、基本のフォームを定着させる為のトレーニングにおける姿勢のことを書きました。

強い競技、強い選手を観察・スクリーニングしていると、基本姿勢がどれだけしっかりと定着しているかが見て取れます。

その競技に対して基本姿勢をしっかりと定着させることは、余計な力みなどを減らすことに繋がります。

これは障害、傷害予防に役立ちますし、選手寿命を長く保つことにも貢献します。

また、無駄が少なくなることで競技パフォーマンスに繋がりやすくなるということです。

その為には基本姿勢を構成する要素を十分に盛り込んだ低い姿勢でのトレーニングがオススメです!

今一度、基本姿勢がしっかりと取れているかを確認してみて下さい!

そして基本姿勢をより強固に定着させれるよう低い姿勢でのトレーニングを取り入れてみてはいかがでしょうか?

そうすることで、練習やトレーニングの成果がしっかりと出て、安心安全にスポーツをプレー出来るようになりますよ!

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野球と陸上競技のトレーニングを組み合わせることで相乗効果が生まれます!

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「陸上競技者、市民ランナー向けケガなく成績に繋がるカラダ作りセミナー・セッションをご紹介!」では主に陸上競技選手、市民ランナー向けのカラダ作りをご紹介しました。

他にも色んな競技種目のカラダ作りをさせて頂いております。

種目間で活用できるものも多々ありますので、一競技の枠に拘り過ぎずに活用できるものは活用してカラダ作りのトレーニング&エクササイズをさせて頂いております。

その組み合わせの中でも比較的多いのが、野球と陸上競技です。(水泳も多いですが、今回は省略します)

一見関係ないように思えますが、これらの競技間でトレーニングの応用活用することは多いです。

なぜなら、どちらも地面からの反発力の活かし方がパフォーマンスに影響するからです。

今回は野球の動作と陸上競技の動作から、両競技のカラダ作りへの活かし方について書いていきたいと思います。

◎野球の動作の特性

ピッチング動作の特徴は、「野球肘や肩…投球、投動作の痛みを防いでいく為に必要なこと!」ブログ記事でも少し触れています。

簡潔に説明すると、

「Wind Up」(準備期)からローディングされた力をカラダで増幅させて、「Cocking」(コッキング期)「Acceleration」(加速期)でドライブ脚(前脚)に力を移行させてBall releaseの瞬間に最大速度が出る

ようにします。

野球ピッチングメカニズム

バッティング動作も少しだけ細かく分けると、

「Wind Up」(準備期)「PRE-SWING」期からローディングされた力をカラダで増幅させて、「Swing」期(バットを振り始めからミートまで)でドライブ脚(前脚)に力を加速しながら移行させてBall Impactの瞬間に最大出力を出す

ということになります。

Ball Impact時は1.5t~2tの力が掛かります。

ですので、バッティングはローディングした力をしっかりと溜め込んで増幅加速させてBall Impactに結び付けれなければいけません。

バッティング動作は「Wind Up」後半から「Pre-Swing」期~「Swing」期にかけてボールの予測に対応させるので、一概にこの事象が正確に行われているとは言い難いですが、ほぼこの通りです。

◎陸上競技の特性

先出のブログや他のブログ記事にも書いてますが、陸上競技の特徴として、

★ノンコンタクトスポーツ
★一方向性

が大きい特徴となります。

これらの特徴は外部からの干渉がない為、加速が乗りやすいということです。

加速を乗せていく為には、カラダの可動域を広く使えないといけません。

その為には接地してローディングした力をカラダの可動を大きくする為に移行しないといけません。

加速に乗れてないのに無理矢理にカラダの可動を大きくしたとしてもケガ発生やパフォーマンス低下に繋がります。

床反力とパフォーマンスは比例関係にあります。

「走る時に足を接地する際、地面からの反発を受ける為に必要なこと」参照

◎トレーニングの共通点

野球と陸上競技においてトレーニングを組み立てる時の共通項は、

床反力を加速をつけて転換して出力する

ことがトレーニングを組み立てる目的として大事になってきます。

ローディングをしっかりと行えるようにすることは勿論重要です。

そのローディングした力をどのようにストライドを広げることや野球のピッチングスピードやバッティングのスィングスピードに増幅して繋げれるか?が焦点になります。

その為にカラダの使い方を覚えたり、パワーやスピードを上げるために必要なものを揃えなければいけません。

また、力を転換する際、野球はカラダをコンパクトにして加速力を上げるのに対して陸上競技はカラダの可動範囲を大きくすることでパフォーマンスに繋げます。

実は、可動を大きくしながら加速力を上げれることが一番なのです。

野球と陸上競技では転換する目的、優先順位が違うというだけです。

いきなり加速力を上げることと可動範囲を広めることの両方を求めることは負担がかなり大きくなります。

先ずは優先するものを考慮していく必要があるということです。

これらをトレーニングをするにあたり考慮して組み込んでいくだけでも、野球においても陸上競技においても無理なくケガを減らしてパフォーマンスに繋がりやすくなります。

◎打率が1割上がりました!

以上、野球と陸上競技のカラダ作りトレーニングにおいての共通項を書きました。

こういった色んな競技間のトレーニングを応用活用することで沢山の相乗効果が生まれてます。

野球でいうとバッティングスィングのヘッドコントロールが安定して「打率が一気に1割上昇しました!」という選手や「球速が5km/h上がりました!」っていう選手も少なくないです。

陸上競技でいうと「トップスピードの乗せ方がスムーズに出せるようになった」「マラソンでネガティブラップで刻めるようになりました!」「空中動作が巧く操れるようになりました!」という選手も実感として多いです。

両競技に共通することは、地面からの力を溜め込んで増幅して力を移行させるという作業がポイントとなってきます。

出力の仕方が違っているというだけなのです。

野球も陸上競技も大きく早く動かせれるようになればプレーの幅も広がります。

ケガなくパフォーマンスに繋げていく為にもカラダ作りは非常に重要です。

ぜひ、お互いの競技の特徴を考慮してトレーニングの良いところ取りしていきましょう!

そうすることで、練習やトレーニングの成果がしっかりと出てパフォーマンスが向上して有意義になりますよ!

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陸上競技選手、市民ランナー向けセッションをしちゃいます!

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トレ13

先日、FacebookやTwitterでは少し書き込みをしたのですが、この度、陸上競技選手、市民ランナー向けのセッションを始めます。

中学生の大会や高校生の大会などを見ていても一昔前に比べてもレベルが上がってきています。

また、駅伝、マラソンブームも手伝ってランナー人口は増加しています。

そんな中やはり気になることがケガやパフォーマンスのことに関してだと思われます。

どうしてもパフォーマンスを上げようと無理矢理に練習しているとケガに繋がりやすくなってしまいます。

また競技パフォーマンスに対してカラダの動員が少ない場合、どうしてもカラダの使い方が局所に限局してしまいパフォーマンスを上げようと練習しても伸び悩みどうしても量過多に陥ってしまいます。

ですので、陸上競技やマラソンを始めて早い時期には問題なく伸びるのですが、どうしても尻蕾になってしまいがちになります。

そういう想いもあって陸上競技選手、市民ランナー向けのセッションを行うことを決めました。

本日は、陸上競技選手、市民ランナー向けのセッションについて書いていこうと思います。

◎ケガの心配を少なくして練習を

先ほど書いた通り、ケガのリスクと伸び悩みという側面はあります。

治療院の周りにも最初は順調に結果が残せていたのに、急に伸びにくくなったので練習量を増やしたらケガしてしまった。

などなど…という選手や市民ランナーの方々が多いです。

そんな「順風満帆に伸びていきやしないよ」という声もあるのはごもっともなのです。

それなりに上のレベルに行くためには練習の質も量も厳しくなりますから。

ただ、ケガや伸び悩みに関しても自分のカラダを目一杯使ってあげた上でのものだった場合は納得できますが、そうでない場合はただ諦める事しかないのでしょうか?

今の陸上競技界の現状として、「ケガしないカラダ」と「パフォーマンスを上げていくためのカラダ」は分けて考えられている現状があります。

◎水泳競技はやっていること…

私の立場的なものとして、日本水泳トレーナー会議、日本陸連トレーナーの両方に関わらせて頂いてる身としては、特性は違うものの今までの競技種目の経緯を目の当たりにしてきました。

同じノンコンタクトスポーツの部類に入りますが、2008年の北京オリンピック時くらいの成績はほぼ一緒な感じだったと思われます。

一概にはオリンピックの戦績、競技人口など色んな要素があって簡単には比較できないかもしれませんが…。

昨今の競技の活躍度合いは皆さん周知の通りです。

この昨今の生むものの要因の一つとして、「カラダを作る」ということがあります。

競技力向上の為には、ケガのリスクを最小限にとどめて、質の良く高い練習を積み込み行えることが必須です。

ですが、前述したとおり量と質を上げていくことはケガと伸び悩みなどのリスクが出てきます。

それは、フィジカル面の要素として、今の陸上競技の現状として、何かしら事象が起きてから対処することが多いですし、「ケガしないカラダ作り」と「パフォーマンスを上げていくためのカラダ作り」は分けて考えられている現状があります。

ですが、昨今の水泳競技はその二つをうまく合わせたカラダ作りを行っています。これはケガのリスクを最小限にとどめて質の高い練習を積み込んでいくことに対して非常に高いアドバンテージです。

何も気にせずに練習に思いっきり打ち込むことができ、パフォーマンスもついてきやすいからです。

◎まだまだ可能性がある

そういった面も踏まえて、陸上競技、市民ランナーの方の中では、先述した通り自分のカラダを目一杯使ってあげた上でのパフォーマンスを出しているという方は見る限りでいえば少ないというのが現状です。

これは非常に勿体ないことだと思いませんか?

まだまだ伸びる余地があるのに諦めてしまっている、知らずに終わってしまうということは非常に勿体ないことだと感じます。

いままで順風満帆だった選手がいつの間にかケガやスランプで消えてしまっている…ということはよく見聞きしてきました。

やはり陸上競技をやってきた身としてはそういったことがあると悲しくなります。

そういったことをなくしたい!という思いで色々と2009年より調べ始めて2011年から活動しているのですが、それが今回、陸上競技(走・跳・投)選手、市民ランナー向け『目標達成のために自分のカラダの課題に気付いて改善していくためのストレッチング、トレーニング、エクササイズの簡単な理論と実践』セッションを立ち上げるという形にしました。

◎具体的には…

『実際にどんなセッションなの?』って思われるのかもしれませんけど、実際に受けてみたほうが分かりやすいものだと思われます。

「ケガしないカラダ作り」と「パフォーマンスを上げていくためのカラダ作り」の両方の観点から陸上競技(走・跳・投)の各要素に合わせていく。。

目指しているのは、その二つの要素を「ケガしないカラダ作り」=「(陸上競技の)パフォーマンスを上げていくためのカラダ作り」にして思いっきり質も量も充実した練習を積み込めるということです。

その結果、自分のカラダを余すことなく使って頂いてより充実した競技パフォーマンスにつなげて頂ければと考えております。

もちろん根拠あるものをベースにして行います。

陸上競技、マラソンの枠だけに拘らず、各分野からどうすれば陸上競技、マラソンへのフィジカルUPへ貢献できるか?を追求したものを提供できればと考えてます。

個人でも部活動、チーム単位でもOKです。最小人数が揃えば行います。詳細等、気軽にご連絡頂ければ幸いです。

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ケガしないパフォーマンスに繋がるカラダを作っていくためには?

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ケガしやすい

「ケガしないようにする為にはどうすれば良いんですかねぇ~!?」という質問を受ける機会が多いです。

よく柔軟性をつける!筋力をつける!そういったことが聞かれます。あながち間違いではないのですが、そのことがマイナスに働いてしまう場合もあります。

今回はケガをせずに練習効果を上げていくための考えを当治療院で行っていることを踏まえて書いていきたいと思います。

◎柔軟性を上げる!?

柔軟性

柔軟性は確かに大事なものなのですが…、それはルーズなのか?モビリティなのか?でかなり変わってくるかと思います。

ルーズという状態は、関節がゆるくグラグラして不安定で力が入りにくい状態です。

モビリティの状態は、関節可動性という言葉にもあるようにカラダの繋がりである運動連鎖によって適切に動いていくという状態です。

モビリティの状態は、筋肉の使い方、関節可動域がうまく働くことで獲得できるものです。

これは、過去の既往歴(ケガの具合)、カラダの使い方の習慣、関節周りの状態、筋肉の状態、先天性的なものなど色んな要素が絡んできます。

◎筋力は?

筋力

ケガをしないさせない為には筋力UPは必要不可欠です。昨日も話題に上がったのですが、マラソンや長距離に代表される持久系の運動にも筋力UPは欠かせません。ビックリされましたが、本当のことです。

ですが、ただ闇雲に筋力をつければ良いというものではありません。

○○な筋肉をつければケガが起こりにくくなる、速くなる、遠くに投げれる、跳ぶ事ができる、…といったことではありません。

それでは目的が筋トレということになりますし、ケガにも繋がってしまいます。

先ず…、

何をする為の筋力UPなのか

という目的をハッキリと理論立てておかなければなりません。

ケガしないように安全に、△△の練習をする為に、□□の動きをする為に必要な筋力は何なのか?その筋力をつける為の環境(柔軟性など)が整っているか?

ということをしっかりと組み立てておく必要があるということです。

要は、○○の動作を向上させるために必要なものを揃えておく事が重要となってきます。

◎カラダの使い方も重要

カラダの使い方

カラダの使い方というのは、本来どのようにして自分のカラダを動きやすく、効率の良い動かし方をしていくといったことを学ぶものです。

意に反してカラダが動かなければケガのリスクも高まりますし、パフォーマンスを上げようと努力しても全然違った動作なのですから上がるはずもないですよね。

「NKT(Neurokinetic Therapy)を取り入れることで見えてくるもの」でも書きましたが、間違ったmovement patternのままでは、施術をするにしてもトレーニングするにしても練習するにしても埒が明きません。

間違った運動パターンから代償動作(庇う、ごまかし動作)をニュートラルな状態に戻すことが重要です。

movement patternをproperさせていくことがハイパフォーマンスへの貢献でも痛みや伸び悩みなどの不調からの脱出にも大事ですね。

◎どれが大事?ではなく…

天秤

お気づきになられた方もいらっしゃるとは思いますが、筋力と柔軟性(可動性)、カラダの使い方は別物にしてはいけません。

よく聞かれるのは、「カラダの使い方が上手ければ良い」「筋力アップが必要不可欠」「柔軟性があれば問題ない」…いった事があります。

ですが、本来はどれか一つでも欠けてはいけないものですし、バランスが悪くてもいけません。

大きな動きをする為には柔軟性が必要です。ですが、大きな動きをする為の筋力がなければ柔軟性があったとしても出来ません。

更に、その大きな動きのまま、自分が思い描いている理想に近付けていくためにはカラダの適切な動かし方が必要なわけで、動かし方だけを身につけてもその通りに動かせる柔軟性と筋力がなければ動かすことが出来ないということです。

だからといって無理に行おうとすれば、ケガにも繋がりますし、パフォーマンスにも繋がるはずもありません。

それらがバランスよく揃ってないとケガをしないさせないこととパフォーマンスUPを両立していくことは難しいです。

これらの要素をバランスよく、より高いレベルに引き上げる為に必要なものが施術であったり、リハビリであったり、トレーニングやエクササイズです。

より高いレベルの練習や試合に向けて
どのようにカラダを動かしていきたいか

よりレベルの高い位置での動きを向上させていくための準備というわけです。

◎あくまでも大事なのは日々の練習

スポコレ

今まで「柔軟性」、「筋力」、「カラダの使い方」のどれかを行って成果があった人もいらっしゃることでしょう。

ですが、それって単なる偶然です。たまたまその3つの要素のバランスを取るために必要なものがそれだったということです。

練習はギャンブルではありません。施術やトレーニング、エクササイズというのは、ギャンブルではないので、ただやれば良いものではないです。

より確実に練習を成果に結びつけていくために先ずは目的を確認することが大事になってきます。

「脚のスイング動作を大きくしよう」
「接地動作を速くしよう」
「腕の振りを速くしようUPしよう」
「力負けしないように筋力UPしよう」
「動き出しを大きく速くしよう」
「ケガをしなようにしよう」
・・・

と色々とあるわけなのですが、これって目的なのでしょうか?

これらはその競技の目的を達成するための一手段であり目的ではありません。

意外とその辺を履き違えている方が多いなぁ~という印象です。

どうしても頑張って練習していると目的と手段がすり替わっている場合がよくあります。手段ばかりを達成しても目的は達成されるかどうかなんて博打みたいなものです。

練習は目的を達成する為のもの!

先ずは目的を再確認して、その目的の為にはどういうようにカラダを動かしていけば良いのか?そしてその為の要素は何か?ということを洗い出すことが重要です。

その練習・試合をしっかりと確実に目的に繋がっていくように行うことが出来るように…その為に施術やトレーニング、エクササイズを行ってケガしないさせないパフォーマンスに繋がるカラダを作っていきたいものですね!

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もう二度と同じ痛みを繰り返さないように。体幹から考える健康法

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膝の痛み

ここ最近、マラソンシーズンですが、足回り、膝、股関節などを痛めた方の施術をさせて頂く機会が多いです。

その際に動作チェックをしていると、体幹部のブレをかばった動作で痛みが出やすい感じになってしまっている方が結構多いです。

「体幹トレーニングはやっているんだけどねぇ~」という言葉をよく聞かれます。

どうも体幹という言葉が一人歩きしちゃっているような感じがする昨今です。

体幹を理解していくことはケガの予防はもとより施術にも活かされますし、日常生活の充実、スポーツパフォーマンスへの貢献など幅広く活かされます。

今回は、カラダの痛みや疲れを起き難くする為には、いわゆる体幹を使うということはどういうことなのか?を書いていこうと思います。

◎いわゆる体幹のおさらい

コアマッスル

「トレーニングで“体幹を意識する!?ってなんぞや?」の記事にも書きましたが、体幹って基本的には、人間の身体の頭部と四肢(左右の手足)を除いた部分を指すのが一般的です。

ですが、体幹と聞くとお腹回りのことを連想される方も多いのではと思います。

◎体幹を働かすと四肢はどう動く?

手足

先のブログにも書いてますが、体幹をちゃんと働かせると四肢のポジションが適切なところに落ち着きます。

“適切なところ”というとアバウトな感じなのですが、運動連鎖からFunctional Joint Centrationに落ち着きやすいんですよね。

いわゆる体幹が働くと四肢は動かしやすくなります!

ちょっと分かりにくいかもしれませんが、Functional Joint Centrationは機能的な関節安定位のことです。要は四肢が動き出しやすい位置関係にあるということです。

◎四肢が動かしやすいと気分が良くなる!?

美脚

四肢が動きやすいということは、カラダに余計なストレスはかかりにくいという状態になっているということです。

ということは、自律神経系の疾患などが起こりにくくなります。

またIAPとの関係から安定したポジションに落ち着くことで内臓器系にも余計なストレスがかからず良い状態をキープしやすいです。

◎インプットな動きアウトプットな動き

インプットアウトプット

「自分の動きが分かることで得すること」でも書きましたが、Proprioceptive Sensesを研究したリサーチからいわゆる体幹部はアウトプットデバイスな役割、四肢はインプットデバイスな役割が主な役割であるということが最近では分かってきています。

ということは、カラダをどう動かしていくのか?次第で体幹が行うお仕事って変わってきちゃうんですよね。

四肢からどういうことがインプットされるのか?逆に四肢に対してどのようにアウトプットしていくのか?等々によってお仕事の仕方が全然変わってきます。

いわゆる体幹からのアウトプットの役割があまりこなせていないと、四肢のインプットの役割が過剰になってしまいケガに繋がりやすくなります。

でも、Functional Joint Centrationに落ち着いていればインプットアウトプット両方に対処できます。

◎体幹が働く≠固める

ドローイン

先にも書いた通り、体幹を働かすということは四肢が動きやすい状態になるということです。

ということは、体幹を固めてばかりではダメですよということです。最近、よく流行のドローインだけやっているようではダメだということです。

固めただけだと四肢は動かしやすい状態でしょうか?

当治療院でもドローインは行いますが、あくまで過程というかキッカケ作りという捉え方で行っています。

ドローインで作れる「固める」という状態は体幹の一つの機能を作り出していく過程で出てくるものです。

ドローインをすることが目的では体幹は働きません。体幹を働かせていく過程でできた状態がドローインなのです。

外力からの影響を受けた時に安定させるために固めたというだけですね。ドローインばかりだと筋力が低下傾向になりがちです。(リサーチにも幾つか出てます)

水泳などの競技特性に見られるOKCの動作だとドローインをメインに組み立てることが有効な競技もあります。

◎四肢が動かしやすい状況を作る

スポーツテクノロジー

何はともあれ、体幹を働かせることは、機能的な関節の位置でもあるFunctional Joint Centrationを作り出せているか?どうか?がケガを少なくしていくためにチェックのポイントとなってきます。

足首、膝、股関節などのケガで足下からの影響を受ける場合もありますが、このようにFunctional Joint Centrationを作り出していくだけでもケガのリスクはかなり少なくなります。

なぜなら、脚の動かし方が適切に行われるからです。骨盤から脚にかけての負担も軽減していきますし。

◎曖昧なままの状態にしないこと

どうも「体幹トレーニング」という言葉が一人歩きしてるなぁ〜という印象が気になる今日この頃。先にちゃんとした意味を理解してはいかがでしょうか?…と必要性を感じる場面は多いです。

先ずはいわゆる体幹がどのように働けばどういったカラダの動かし方に通じるのか?ということを身を持って理解してみてはいかがでしょうか?

「体幹」を「トレーニングする」という事はどういうことなのか?…それを知るだけでも取り入れ方は随分変わってきます!

そいうったことがカラダを動かしていく上でケガの予防にも繋がっていきますし、パフォーマンスにも貢献していくものだと思ってます。

日常生活でも、仕事でもカラダを動かしやすい状態にしておくということは大切だと考えてます。

分からない場合は然るべき専門家に見て頂く事をお勧め致します。曖昧な理解だとケガや疾病の元にもなりかねますから。

当治療院でも、“体幹トレーニング教えてます”…というか、“体幹というものの理解”をちゃんと教えてます。
それを踏まえて体幹をしっかり使うトレーニングセッションもします。

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日本体育協会アスレティックトレーナー養成講習会を通して…

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AT仲間

BCSすこやか治療院休診のお知らせでもお知らせ致しましたが、10月11日~16日の6日間、愛知県知多郡にある公益財団法人スポーツ医・科学研究所にて「財)日本体育協会アスレティックトレーナー養成講習会 専門科目第5期集合講習会」を受講してきました。

これにて共通科目も合わせて昨年より受けてきました長い講習会の受講も終わり日体協AT(アスレティックトレーナー)資格の受験資格を得る事が出来ます。

まだ、理論試験、実技試験が残っておりますが、ここで日体協AT養成講習会の自分なりの総括として書いていきたいと思います。

◎日体協ATとは?

AT

日本体育協会のHPより抜粋…
スポーツドクター及びコーチとの緊密な協力のもとに、競技者の健康管理、傷害予防、スポーツ外傷・障害の救急処置、アスレティックリハビリテーション及びトレーニング、コンディショニング等にあたる。

これだけでは、よく分かりにくいですので、もう少し詳細を…

アスレティックトレーナーのお仕事として、最重要な事として、スポーツの愛好家からバリバリのアスリートまでの全ての選手のプレーの安全に留意しケガの発生リスクを最低限まで抑えることがあります。

また、スポーツをプレー中に何かしらの傷害、障害が起こった時に誰よりも迅速に適切に対応します。

更に、故障者を適切なアスレティックリハビリテーションで復帰させるメニューと実行を行います。また再発予防を行います。

他にはプレーヤーの体調管理やケガ予防、パフォーマンスを向上させるためのカラダ作りなど。

アスレティックトレーナーは、これらの幅広い業務をスポーツドクターや監督・コーチと協力して行っていきます。もちろん選手とのコミュニケーションも大事です。

日体協アスレティックトレーナーは、日本体育協会で定めた基準を満たした日本で唯一のアスレティックトレーナーの資格という事になります。

今後ますますスポーツ現場にて、アスレティックトレーナーとして活動していくに当たって、この資格の重要性が大きくなってくることと思われます。

◎どうすれば日本体育協会ATなれるの?

3d white people lying on a question mark

この日本体育協会アスレティックトレーナーの受講資格は、誰でも取れるというものではありません。

既に活動されている方は、日本体育協会加盟団体(都道府県体育協会、中央競技団体) 及び日本体育協会が特に認めた国内統括競技団体(日本野球機構、日本プロサッカーリーグ等)の推薦が必要です。

各団体より推薦されるのが120/1000と言われてます。

その中から、日本体育協会で審査をし、推薦された方の中から すでに相当の活動実績のある方から受講できる状況です。

そして日本体育協会の審査を通過出来るのが90/120らしいです。
…例年各団体から1名ないし該当者なしということが殆どです。

ちなみに、私は2014年度の日本陸上競技連盟推薦を頂き受講致しました。

他の手段として、これからトレーナーを目指される方は、認定を受けた学校で、指定のカリキュラムを受ける必要があります。

そして最後に日本体育協会で実施する、筆記試験と実技試験に合格すれば資格を取得できます。

◎どんな事を学ぶの?

ATテキスト先ず、受講料を払ってからテキストが一括で届くのですが、その量が半端ないです。

缶コーヒー横に置いてテキストの量を表現してみました。ちなみにこれは共通科目のテキストも含んでいます。

私の場合、共通科目が免除ではありませんので、共通科目Ⅰ、Ⅱ、Ⅲを受講して試験を受ける必要がありました。

ということで、先ずは共通科目Ⅰ、Ⅱ、Ⅲの講習会を受講しました。共通科目の会場は選択性で、一番近い大阪会場で受講しました。ちなみに治療院の仕事、トレーナー活動などが重なり受講したのは最後の11月。。。

AT講習共通

ここでは、日本体育協会が定める資格である、ATはもとよりスポーツプログラマーやスポーツ栄養士、上級指導者などに必要な共通の知識を朝から晩まで5日間みっちりと学びます。

ちなみに共通科目Ⅰ共通科目Ⅱ共通科目Ⅲで学ぶ項目は各共通科目をクリックすると出てくる通りです。

なかなかこのように長期間の講習が最近少なかったこともあり、一日一日終わる毎にグッタリしてましたw

そして、その週末舞台は東京に移して、いよいよ日本体育協会ATの専門科目講習がスタートしました。

ここからアスレティックトレーナーとして専門的な知識技術を学んでいきます。
2014年度からの講習は新しいトライアル的な要素も含んでいるらしく、賑やかな雰囲気の中に緊張感が漂います。

先ずは第1期専門講習会。。

日体協AT1期日体協AT1期2

ここで今年度の日体協AT養成講習に参加される方々が一同に介しました。種目は違えど同じ志を持った仲間の初顔合わせですね。

第1期専門講習では、「アスレティックトレーナーの役割」「ドーピングコントロール」「栄養学」などなど、みっちりと2日間学びました。

最新の研究などが学ぶことが出来たりしてとても充実しましたね!色々と大きな発見があった2日間でもありました。

そして、第2期専門講習会。。

JISSナショナルトレセン

場所は日本のスポーツの中枢でもあるJISS(国立科学スポーツセンター)とナショナルトレーニングセンターです。

ここでは、「運動器の解剖と機能」「スポーツ外傷、障害の知識」「スポーツ医学と健康管理」などを4日間頭の中がパンパンに詰め込む程学びました。

私個人的には各部位のスペシャリストのスポーツドクターに色々と疑問に思っていた事を質問できたり、スポーツドクター知見を聞く事で新しい発見がありました。
また、場所がJISSとナショナルトレセンということもあって、知っている先生も多く会うことが出来、アドバイスも多く頂きました。とてつもなく感謝です!

第3期は横浜日産スタジアム内の横浜市スポーツ医科学センター

AT講習3期AT講習3期4

講習会初日は、サッカーの日本代表戦があり、物凄い人だかりでした。その地下で講習を行っているという何とも不思議な感じでした。

AT講習3期2

ここでは5日間、検査、測定、評価、スペシャルテスト、体力測定の仕方、そしてその評価に基づいたデータのフィードバック方法、スポーツ動作の観察と分析などなど理論と実践を交えて行いました。

この第3期から実技が入ってきます。

意外と処置ばかりで評価とフィードバックを疎かにしちゃっているのをよく見受けられますが、選手の評価がなければいくら処置を行おうが処置自体がギャンブルになります。それって選手側からすれば怖い事ですよね。

その評価に対して適切な処置があり、そしてフィードバックがあります。
先ずは基準となる選手の評価が重要です。

自分の今までの実施している評価方法の確認と不透明な部分をクリアにしていくことが出来て良かったです。やはり選手には良いものを自信を持って行いたいですから。

そして、第4期専門講習会は、日本体育大学と帝京平成大学で行いました。

日体大帝京平成大学

朝から晩まで前半の4日間は日体大、後半の2日間は帝京平成大学での講習となりました。

前半の日本体育大学では、予防方法やコンディショニング方法でアイシングの効果、トレーニングの実践、プールでの実技、アジリティトレーニングなど実技とテーピングをひたすら巻きまくるということ、コンディショニングプログラムの作成などを行いました。

日体大2

やはり、アスレティックトレーナーたる者、ただ選手に行わせるというのではなく、見本を提示し、しっかりと根拠を示せないといけません。裏を返せば、そのような根拠を提示出来ていなければ選手のパフォーマンスレベルに影響を及ぼしかねないということです。

自分自身身をもって実践する事で、そのコンディショニング方法一つ一つの留意点を確認できました。机上の空論ではいけませんね。ちょっとイメージと違う面を修正出来た感じです。

帝京平成大学2帝京平成大学3

後半2日間の帝京平成大学では、外傷の処置や心肺蘇生法などの救急処置、スポーツ現場での救急体制の実習などを行いました。

改めて、スポーツ現場でのリスクマネージメントの大切さを痛感しました。シュミレーションは何回行っても足りる事はないですね。
自分が普段関わっているスポーツ現場以外の救急体制を見ていても非常に勉強になりました。今後に大いに活かしていきたいと思います。

そして、最終の第5期専門講習会。。先にも記しましたが、財)スポーツ医科学研究所で行いました。

スポーツ医科学研究所

ここでは、丸々6日間でアスレティックリハビリテーション(ケガからスポーツの競技復帰までのリハビリテーション)、競技特性に準じたリハビリテーション、競技特性の把握、競技動作の特徴、動作分析などを殆ど実技でしたが行いました。

AT第6期AT第6期3

ご縁があって私自身、陸上競技、水泳、自転車、柔道、ハンドボール、ラグビー、テニスなどなど様々な競技に関わりがあるので、色んな角度の視点から様々な競技を見る事が出来て非常に勉強になりました。

◎同期は大事な仲間

担当する競技もカテゴリーも違えば、この日本体育協会アスレティックトレーナー養成講習会を受けなければ出会うことがなかった方々との係わり合いが出来るのは非常に嬉しい限りです。

このご縁を大切にしていきたいなぁ~と思うばかりです。そして、この同期の皆で日本のスポーツの下支えをしたいと思いました。

この日本体育協会アスレティックトレーナー養成講習会に参加しているトレーナーの皆さんは、純粋にスポーツが好きでスポーツ選手の活躍に一喜一憂できる素晴らしい方々ばかりだなぁ~と思いました。

最初は見ず知らずでも、濃い時間を共に過ごすといつの間にか欠かせない仲間となっていくことが実感として出て来て、タイトな講習スケジュールに対しても皆でより力を合わせて乗り切ろう!という感じがとても感激しました。

講習会一日一日が大変充実した学びと発見の日々でした。

昨年より長期に及ぶアスレチックトレーナー養成講習会で学んだ事、そして巡り合ったご縁は、私のこれからの治療院業務、トレーナー活動にとてもとても大きな影響を与えるものと言っては過言ではありません!

この講習会で学んだ技術・対応法をしっかりと自分のものに咀嚼して、スポーツ現場や、身体の痛みで悩まれている方に、活かしていけれるようにしたいと思います!いや、します!
これを機にこれまで以上に手厚くサポート、施術が出来ることを考えると嬉しくて仕方がないです!

日本のスポーツ界の最前線にいるトレーナーの皆さんと同じ目線で、同じレベルで会話できたことは自分自身にとってとても自信になりました。まだまだ知らない事が多過ぎて、貪欲に吸収できる日々はとても有意義でした!

同期の皆さんはかけがえの無い仲間です!
これからの試験に!そしてスポーツ現場にて皆でお会いできる事楽しみに私もより一層精進したいと思います!

先ずは試験頑張りましょう!

推薦して頂いた日本陸上競技連盟には大変感謝します!

講師の方々、運営の方々、ありがとうございました!
そして、一緒に講習を受けられた各団体の推薦の皆さん、お疲れ様でした!


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