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暖かくなってカラダが動かせるようになって、屋外で運動を行おうとしている方も多いのではないでしょうか?
カラダを大きく動かして運動すると、何かしら膝裏に痛みが走ってしまい動くことが億劫になっている人も少なくありません。
「普段何ともないのですが、運動すると膝裏に痛みが走っちゃうんですよねー」という悩みを持たれる方もいらっしゃいます。
当治療院にも、運動したいけど、なぜか?膝裏が痛みが出るので出来ないといった悩みを抱えてご来院される方は多いです。
膝裏の痛みも多々ありますので、実際には医療機関で診て頂くことが大事です。
ですが、直ぐにが難しい方には、「股関節から膝を引き離すように動かしてみましょう!」ということを説明して実践させて頂いております。
ん?とイメージしづらいかもしれませんが、膝裏に痛みが出る時は疾患に限らず、膝裏が圧縮されて負担がかかり何かしらの痛みが生じてしまっているからです。
当院でもこのような意識付けしたリハビリやトレーニング&エクササイズを行なうことで、「もう何処行っても無理と思ってたけど、痛みなく動かせるようになった!」と実感して頂いてます。
今回は、膝裏の痛みを改善していく為の動かし方について書いていきたいと思います。
◎膝裏に起こる痛み
膝裏に起こる痛みは沢山あります。
・変形性膝関節症
軟骨の弾性が少なくなり、膝の曲げ伸ばしが困難になり痛みが出ます。
・ベーカー嚢腫(のうしゅ)
膝関節の裏にある滑液包(関節運動を円滑にする潤滑油みたいなもの)に炎症が起こり痛みが出ます。
・脊柱管狭窄症
脊柱管という背骨の神経の通り道が狭くなることで神経を圧迫して背中から膝にかけて痛みやしびれが出ます。
坐骨神経痛を生じる疾患の一つです。
・静脈瘤
膝裏に静脈血が溜まることで瘤みたいなしこりが出来て、膝裏周辺に痛みやしびれが出ます。
・筋骨格系の痛み
膝裏には膝窩筋や腓腹筋、ハムストリングスを構成する筋肉など多くの筋腱が走行していて、疲労や無理矢理動かしたりして圧縮、牽引がかかり痛みが出ます。
・リンパ系の痛み
膝裏にあるリンパ節がリンパの流れが悪くなっていると、正座などで膝を深く曲げ膝裏を圧迫したときに膝裏が痛みが出ます。
他にも靭帯や半月板などの損傷、骨由来の痛みなど種々様々です。
◎膝裏への負荷の掛かり方
膝関節は股関節と足首の影響を受けて動き、膝から動かすという動作は殆どありません。
つまり膝は受け身の関節です。
膝が正常な動きをする為には、股関節や足首が正常な動きでなければいけないということになります。
実は膝自体あまり負荷には耐性が低かったりもします。
膝の構造上、前側にお皿(膝蓋骨)があり圧縮、牽引ストレスはかかりにくくなってます(回旋ストレスには弱い傾向ですが)
裏側は逆に牽引・圧縮ストレスが掛かりやすく、回旋ストレスはかかりにくい構造になってます。
◎膝を股関節から引き離す?
言葉だけ見ると分かりにくい感じですね。
膝だけに限らず下半身の裏側(後側)は、膝周辺に関しては求心性に…つまり曲げる為の使い方が主になりやすいです。
疲れてきたり、カラダの機能的バランスが偏ったり崩れたりしている時は、この傾向が顕著です。
本来は曲げ伸ばしは均等に行われるべきです。
つまり、引きつける動きが大きいということになり、膝の裏に牽引・圧縮ストレスが掛かりやすくなるということになります。
よって、膝を股関節から引き離すようにすることは、膝の曲げ伸ばしのバランスを取るということになります。
◎実践の仕方
では、実際にどうすれば良いのか?…というと、
①膝少し上の太ももを両手で掴む(足先は真上)
②両手で掴んだ部分を足先に向けて引っ張る(カラダから離す)
③お腹を前腿につけるようにカラダを倒していく
の3つの手順です。
簡単に言えば腿裏のストレッチになるわけなのですが、最初に牽引を掛けることでお尻に終動負荷がかかり働きが良くなります。
お尻から動かすという意識は、股関節の可動に必要な大臀筋の働きを良くすることになります。
つまり股関節の可動性が出て膝関節が本来の安定性の働きが出せます。
また、膝上を持ち膝に余計な動きをさせないので足首からの影響も抑えることができ、より膝関節が本来の安定性の働きが出すことが出来ます。
この①~③の条件が成り立っていれば良いので、膝を曲げて行っても良いです。
椅子に座りながらでも行えますよ。
◎必要以上の負担をかけない
以上、膝裏の痛みを改善していく為の動かし方について書きました。
今回の対処方法はあくまでも補助的なものですが、効果は大きいです。
症状を悪化させない為にも対処方法を知っておくことは大事です。
これで全てが解消するとは考えないで下さい。
膝裏の痛みも多々ありますので、実際には医療機関で診て頂くことが大事です。
しっかりと治していく為には、カラダのことに精通している医療機関、トレーナーに診て頂くことが大切です。
重度で慢性化してしまうと大変厄介ですので、早期に対応されることをオススメします!
当治療院でもしっかりと対応しておりますので、是非ご来院頂ければと思います。
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