ランナーの敵!?腸脛靭帯炎(ランナーズ・ニー)のメカニズムと早く治す為の考え方!

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石川県金沢市で、ランニングなどスポーツのケガにも強くエクササイズやトレーニングもできる鍼灸マッサージ・美容の治療院のいんちょ~の薮本です。

この冬は今世紀最強の寒波が来ているのだそうで、もうすぐ3月になろうとしているのにまだ雪積っちゃったりしているわけで…w寒いのが大の苦手ないんちょ~が放心状態になってしまうのも仕方がないような寒い日が続いておりますです。

まだまだお寒いのですが、晴れ間はチラホラ見えているわけで…子供は風の子元気な子!(ちなみにいんちょ~の精神年齢は未だ子供のような気もしないでもない…w)という感じでお昼休みに散歩に出掛けると素晴らしい晴天ですこと…w

CIMG1177暖かいような寒いような…

さてさて、気になる膝の痛み!走りながらでも大丈夫!鵞足炎のメカニズムと早く治す為の考え方!ちゃんと巻ければ効果抜群!!いんちょ~秘伝!?の鵞足炎のテーピング!!でも書きました「鵞足炎」の話題が意外と…というか結構好評です。
鵞足炎の他に腸脛靭帯炎のやつとかありませんか?・・・というリクエストが多くなってきた感じですかなw特にランナーの皆さん!wそりゃあ、別名「ランナーず・ニー」と言われてますからねぇ~w

ということで。今回は腸脛靭帯炎」(別名:ランナーズ・ニーについての説明と当治療院での治療に対しての考え方などなどを挙げていこうと思います。意外と今までもちょこちょことブログには載せてはいたのですが…w今回はもう少しディープに!マニアックに!w意外と知られてないことも含めて…w

先ず、腸脛靭帯炎(ちょうけいじんたいえん)とは…
骨盤から膝下の脛骨にかけて脚の外側を走っている腸脛靭帯がランニングなどの繰り返し脚の曲げ伸ばしを行った時に膝のちょい上の高さで摩擦が起きて炎症が起こる事を言います。

一般的な状態としては、O脚、足部内反、knee-out toe-in、内反膝、、、の状態で腸脛靭帯が硬化しているような状態に起こりやすいです。

症状としては・・・
膝の外側のちょい上の高さが腫れてきたり、押すと痛みが走ったり、膝の曲げ伸ばしでズキズキと痛んだり、ランニング中や坂道や階段を下りる時に膝の外側に痛みが出てきたりします。
最初は痛みがそこまで気にならなかったり、すぐに消えたりしますが、段々と慢性化してくると痛みが灼熱感に変わっていき、重症化して痛みを避けるように(摩擦を軽減するために)膝を伸展したまま歩行するようになっていきがちになります。
痛みが慢性化して長続きしている状態のままだと外側の半月板損傷を併発しちゃったりしますので気をつけましょう

腸脛靭帯下肢を外側から見た感じぃ~w

とりあえず、腸脛靭帯炎に関係ありそうなものの名称と作用など必要なものを列挙しますね。

大腿筋膜張筋・・・
上前腸骨棘(骨盤の前の凸の所)~脛骨の外側顆(スネの内側の骨の外側…スネの上の真ん中のあたり)
作用;大腿筋膜を緊張させる(どちらかというと固定に近い!?)。大腿を屈曲する、外転する、内旋する。
神経支配;上臀神経(L4~S2)
大殿筋・・・
後殿筋線の後方、仙骨・尾骨の外側縁、胸腰筋膜、仙結節靭帯(要は骨盤の後ろから腰から幅広い範囲W)~浅層は、大腿筋膜の外側部で腸脛靭帯に移る。深層は、大腿骨の臀部粗面(大腿部の外上付近)
作用;股関節を伸展する。股関節を外旋する。
神経支配;下臀神経(L4~S2)
腸脛靭帯・・・
腸骨(骨盤の外側)~下肢の外側を通って腓骨(膝下の外側の凸の所)まで

一般的に言われているのが、ランニングにおける膝の曲げ伸ばしの繰り返しに多く見られる事からランナーズ・ニーとも呼ばれます。また、水泳やバレエ、バスケットボールなど膝の屈伸運動を繰り返す競技などで腸脛靭帯が大腿骨外側上顆で摩擦が起こり炎症を発症します。

ではなぜ?腸脛靭帯が大腿骨外側上顆で摩擦炎症が起こる?ということですが、、、

腸脛靭帯の構造というもの考えつつちょいと言及…

腸脛靭帯は遠位部(膝周辺の部分)は浅深2層(もうちょっと細かくいけば3層w)ならびに縦のラインで7つの線維束で構成されております。浅い層は大腿筋膜張筋と中殿筋(中層部由来の腱膜)から脛骨の前に付きます。
深い層は殿筋の深層部由来の腱膜から外側筋間隔の遠位線維群が大腿骨外側上顆を包み込んだ後、脛骨の後面に付きます。

この事を考えると、腸脛靭帯は骨格のバランスの崩れやランニングなどのフォームの崩れ、腸脛靭帯のタイトネスなどによって大腿骨外側上顆と摩擦が起こりやすい位置関係にあると言えます。特に中間(Ⅱ~Ⅶ)線維束が膝関節屈曲初期、伸展後期において大腿骨外側上顆との間で機械的刺激を受けやすい事が研究で確認されてます。

腸脛靭帯は大殿筋、大腿筋膜張筋と併せて静的安定機構(立時の股関節や膝関節の安定保持(固定))に働きます。片脚立位での場合、反対側の骨盤を保持する為の中殿筋の活動の補助を行います。

この事を考えると、ランニング等でのオーバーユーズなどで疲労した場合などで殿筋群が機能していなかったり、腸脛靭帯が固まっていたりする場合、また骨盤のスタビリティがしっかりとしていない(できていない)場合は、大腿骨外側上顆と摩擦が起こりやすくなるという事です。

次に、、、

腸脛靭帯は膝関節の伸展作用において膝関節の内反(内側移動)防止に働いています。本来、正常な動作ですと膝関節最終伸展時に脛骨が大腿骨に対して軽度の 外旋運動が起こります(Screw home movement)。これは自分の意志とは関係なく(不随意)起こる運動で、これにより膝は安定します。

この事に関係して、膝関節の屈伸運動において、膝関節がLoose(柔軟とは違うっ!)な状態だったり膝関節回旋制御メカニズムが巧く機能しない場合、膝のお皿が内側に寄りやすい状態(内反膝)になりやすく(ランニング時ではknee-out toe-in状態になりやすい)大腿部が外旋外側偏移してしまい(いわゆるO脚)、腸脛靭帯が大腿骨外側上顆と摩擦が起こりやすくなります。

ちなみに、、、膝関節の屈曲角度が0~30度で腸脛靭帯が大腿骨外側上顆を通過します。

ということで、これらを踏まえて腸脛靭帯炎の要因を挙げてみますよっと。。

偏平足・・・
足裏が不安定になると、脛骨の回旋が不安定になりやすくknee-in toe-outにも、knee-out toe-inにもなり得ます。また、そういう状態になると大腿骨の内側偏位にも外側編位にも大きくなりやすい!よって大腿部が外転外旋偏移の状態になって腸脛靭帯が大腿骨外側上顆と摩擦が起こりやすくなります
回外足・・・
地面に立った時、足が外側に傾いている状態(内側:親指側に体重が乗りにくい)。このような状態は足部が内反しやすく(足首が内側に曲がりやすい)、knee-out toe-inの状態になりやすい。よって大腿部が外転外旋偏移の状態になって腸脛靭帯が大腿骨外側上顆と摩擦が起こりやすくなります
O脚・・・
両脚を揃えると太もも、膝、ふくらはぎはくっつかなくて、足首はくっついている状態
大腿骨(太もも)の外転外旋偏移が大きく出現しやすくなって、腸脛靭帯が大腿骨外側上顆と摩擦が起こりやすくなります
スポーツにおける内反膝・・・
膝のお皿が外側に向いている状態。O脚になりやすいです。この様な状態は膝の外側半月板を痛めやすいです。脛骨の回旋が不安定になり、大腿骨の外転外旋編位が大きくなりやすい!腸脛靭帯が大腿骨外側上顆と摩擦が起こりやすくなります
スポーツにおけるknee-out toe-in・・・
荷重がかかった際、膝が外側に入り、つま先が内側に向いた状態。(相対的にでも)この状態はケガになる率が非常に高いです。よって大腿部が外転外旋偏移の状態になって腸脛靭帯が大腿骨外側上顆と摩擦が起こりやすくなります
ハムストリングスが硬い・・・
鵞足炎の時のも書きましたが、半腱様筋は鵞足を構成する筋肉。それを含むハムストリングスの筋肉が硬くなると膝のお皿の挙動が安定しなくなり膝関節の回旋が不規則となり腸脛靭帯が大腿骨外側上顆と摩擦が起こりやすくなります
殿筋群(お尻の筋肉)が硬い・・・
股関節の動きが悪くなり、大腿骨(太もも)外側偏位が大きく出現しやすくなる
股関節の動き硬い・・・
股関節の動きが悪いと運動連鎖でラテラルスラスト(膝が動揺しやすい状態)が誘発されやすい。脛骨の回旋が不安定で大腿骨の内側偏位にも外側編位にも大きくなりやすい!よって大腿部が外転外旋偏移の状態になって腸脛靭帯が大腿骨外側上顆と摩擦が起こりやすくなります
大腿四頭筋とハムストリングスの筋力バランスが悪い・・・
大腿四頭筋とハムストリングスの筋力バランスが悪い、特にハムストリングスに対して極端に大腿四頭筋の筋力が弱いとランニング等に見られるclosed kinematic chain(閉鎖的運動連鎖)での膝関節の屈曲伸展において回旋のタイミングがズレてしまいます。ゆえに脛骨の回旋が不安定で大腿骨の内側偏位にも外側編位にも大きくなりやすい!よって大腿部が外転外旋偏移の状態になって腸脛靭帯が大腿骨外側上顆と摩擦が起こりやすくなります
足関節の背屈が硬い・・・
足関節(足首)の動きが悪いと運動連鎖でラテラルスラスト(膝が動揺しやすい状態)が誘発されやすい。脛骨の回旋が不安定で大腿骨の内側偏位にも外側編位にも大きくなりやすい!よって腸脛靭帯が大腿骨外側上顆と摩擦が起こりやすくなりますそれに伴い、ふくらはぎ(膝下の部分)も硬い思われますwknee-out toe-inも招きやすい!!
体幹の筋力が弱い・・・
コア(体幹)の筋力が弱いと骨盤のスタビリティが定まらず、下肢だけに負担がかかります。よって大腿部が外転外旋偏移の状態になって腸脛靭帯が大腿骨外側上顆と摩擦が起こりやすくなります
※各関節はザックリ記載してありますが、小さな関節も含めて、もっと細かく診ます

大体、こんな感じではないかと…w
ということを踏まえて、当治療院での治療の指針を挙げてみる。。
(腸脛靭帯炎が確定という状況)

・問診、触診、徒手検査、などなどから腸脛靭帯炎がどのような状況・原因から起こったのか判断する
・腸脛靭帯炎に限ったことではないのですが、当治療院では足〜腰を一つのユニットとして診ます。
・腸脛靭帯と大腿骨外側上顆の摩擦が起きる部分の腫れの有無を確認します。腫れていれば先ずは腫れを抑えます。アイシングだったり、消炎鎮痛剤だったり、鍼だったり、電気だったり、…w
・関連している筋肉の緊張や短縮があれば筋に対するアプローチを行います。電気だったり、マッサージだったり、鍼灸だったり、…w
・大腿骨の過度の外側偏位の修正、脛骨の回旋における不安定性の修正、股関節の動きの獲得、足関節の動きの獲得を行います。手技療法だったり、マッサージだったり、鍼灸だったり、テーピングだったり、…w時々、インソールもw
あと、実際に動いてみたりして動きの獲得をしたりします。
また、この場合にはclosed kinematic chain(閉鎖的運動連鎖)での膝関節の屈曲伸展において回旋のタイミングをしっかりと獲得できるようにします!
でないと、動きの中での根本的な改善には至りません!
・ストレッチやセルフケア、フォームで気をつけること、セルフ筋トレなどセルフでできるものを教える…

その他に、ランニングにおける腸脛靭帯とその関連部位のメカニズムを考慮しつつ、しっかりと悪化、再発防止に役立てます!
※今回は長くなりそうなので、腸脛靭帯とその関連部位のメカニズムの説明は割愛させて頂きます!

確りと治療とセルフケアが噛み合えば症状にもよるとは思いますが、週1、2回もしくは1〜2週間くらいで治るかなwもちろん走りのポイントも押さえれれば走りながらでも改善は可能です!

(受傷程度にもよりますが、1回で治ったこともあり…w)
因みに、セルフケアには相当うるさい私でございます
治療・セルフケアなどは個人個人によって違います。
セルフケアの例は今回は長くなりますので省略させて頂きます。ご了承下さいませ。
ご希望ありましたら、お気軽にご連絡下さい!
何回か!?ブログにも書いてはいますが、私個人的には原因、要因がある程度目星がつけば、どんな処置方法でも良いのでその原因、要因を潰していって正しいものに塗り替えられればイイと考えております。どうしてもこの方法じゃなければならない!」という唯一無二という断定的な場面は極々僅かなものだと思われます…。
ただ、治していく過程で治るまでの期間だったり、痛みの出方だったり、患者さん、選手、クライアントのカラダに対しての負担だったり、リクエストだった り、、、と色んな事を加味して考慮してその人その人に合ったベストな治療であったりコンディショニングであったり、…であったりというアプローチをするものだと考えております!

腸脛靭帯炎はいったん症状が出てしまうと、根本的な改善をしていかないとなかなか症状が治っていきません。休むと炎症が治まって楽にはなりますが、しかし再び練習を再開すると痛みが発症してしまうような形で長期に渡って症状が改善していかないケースは多々あります。

治療に関しては、痛みが発症して間もない方は一回の治療で治ることも多々あります。逆に痛みをかばい続けていよいよ痛みで走れないぐらいになってしまった人には多少治療回数を要することもあります。(そのような方でも治癒が望めます。)腸脛靭帯炎(ランナー膝)でお困りでしたらぜひ治療を受けにいらしてくださいね。

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